どうも、脳筋テクノロジーズの脳筋です。
今回は「世界一流エンジニアの思考法」という本の中から、今すぐに実行できるアクションプランを抜粋してお届けしたいと思います。
かなりの良書だ、騙されたと思って読んでみるってのも悪くないだろう
では早速見ていきましょう。
バグの調査をする時にいきなり手を動かさない
みなさん、バグが出てきた際にすぐにエラー文で検索したり、まるっとAIに投げたりしていないでしょうか?
ギクッ
そして試行錯誤の末、バグが解消したにも関わらず、結局原因がどこにあったのか、どの様な変更によりバグが解消したのか、いまいち理解出来ていない、その様な経験はないでしょうか?
アリマス…
「超一流エンジニアの思考法」ではバグが発生した際にいきなり手を動かし試行錯誤することは悪だとしています。
それでは世界一流のエンジニアはどのようにバグを解消するのでしょうか。
本書ではこの手順が説明されています。
①情報収集
②仮説を立てる
③仮説を検証するために手を動かす
バグを解消する際に仮説を立てるというのは、意外と行なっている人も少ないのではないでしょうか。
このように仮説を立て、検証するという流れでバグの解消を行うことによって、効率的に作業できるだけでなく、自分の知識としても定着させることができます。
次回、バグが発生した際にはいきなり手を動かすのを少しだけ我慢し、仮説を立て、検証する、というのを意識してみてはいかがでしょうか。
仮説を立てて検証することで原因を理解し、長期的な生産性も向上するのか。フムフム
理解に時間をかける
みなさん、技術書を購入して読んだけれど、なんとなくの理解にとどまってしまい、実際に人に説明できるほど知識として定着していない、その様な経験はないでしょうか。
…
「超一流エンジニアの思考法」では理解には時間がかかるものとして、徹底的に理解する習慣を身につけることを重要だとしています。
なんとなくこんな感じのことを言っているんだろうな、と今までであれば読み飛ばしていたところを丁寧に時間をかけて理解に努めてみてはいかがでしょうか。
アウトカムを急がない
こちらも理解に時間をかけるに通ずるところがあります。
AIにコードを生成してもらったり、既存のコードをコピペすれば、即座のアウトカムはありますが自身の成長への寄与は小さくなります。
技術は地味な積み重ねにこそ進化が宿ります。
アウトカムを急がず、理解に時間をかけることで中長期的な生産性の向上が望める様になります。
生産性を上げたければ定時に上がる
本書では生産性を上げるためにも定時上がりを推奨しています。
生産性を上げたければ長く働いた方が良いに決まってるじゃないか
俺が何も知らないからって騙そうとしているな?
こちらも短期的なアウトプットと中長期的な生産性とのトレードオフについての話になります。
ある日、筆者のメンターがこのようなことを言っていたそうです。
生産性を上げるためには学習だよ。仕事を定時で切り上げ、その後自分がやりたいトピックの勉強を行うんだ。
根本的な生産性を上げるための秘訣は「仕事」ではなく「学習」にあるみたいです。
私たちは長期的な生産性を上げたければ、長時間労働をやめなければなりません。
よし、生産性上げるために今日は仕事終わりっと
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は世界一流のエンジニアの思考法についてみていきました。
もしよければ見てみてください。
- バグを調査する際にいきなり手を動かさない
- 短期的なアウトプットと長期的な生産性のトレードオフを理解し、基礎学習や理解に時間をかけることを惜しまない