こちらの記事ではポモドーロタイマーとは何かといった説明や効果から、実践方法や実践に役立つツールなどを扱っています。
この記事を読み終わった後、すぐにポモドーロタイマーを使った作業を開始できるようになります。
私、脳筋が実際にやってみた感想もあるからゆっくり目に焼き付けてくれよな
ポモドーロテクニックとは?
ポモドーロテクニックとは、時間管理の手法の一つで短時間の集中作業と短い休憩を繰り返すことで効率を高める方法です。
ちなみに「ポモドーロ」はイタリア語で「トマト」という意味だそうです。
考案者がトマトの形のキッチンタイマーを使ってこのテクニックを実践していたことから名付けられたそうです。
俺の実家にもこんなのあったな
ポモドーロテクニック3つの効果
ここではポモドーロテクニックを行うことで得られる代表的な効果について解説します。
主な効果はこちらです。
- 集中力の向上
- 生産性の向上
- 時間・タスク管理がしやすくなる
集中力の向上
ポモドーロテクニックの基本原則は、25分間の集中作業と5分間の短い休憩を繰り返すことです。
短い時間で作業を区切ることにより、長時間の連続作業に比べて集中力を維持しやすくなります。
各ポモドーロの終了時に得られる達成感が次の作業へのモチベーションを高めることにより、集中力を持続しやすい環境を作ることができます。
生産性の向上
ポモドーロテクニックを実践することで、タスクの進捗が明確になり、生産性が向上します。
ポモドーロテクニックでは大きなタスクを25分以内で完了できる小さなサブタスクに分割する必要があるため、目標が明確になり、効率的に作業を進められます。
また、定期的な休憩が疲労を防ぐことでパフォーマンスの維持ができるようになります。
時間・タスク管理がしやすくなる
作業を行う前に達成したいタスクをリストアップし、それぞれのタスクに必要なポモドーロの数を見積もることで、計画的に作業を進められます。
ポモドーロ、めっちゃええやん
ポモドーロテクニックのやり方
ここではポモドーロテクニックの具体的な実践方法をお伝えします。
特別必要なものもなく、手順としても難しいものではないので、一度覚えてしまえば誰でもいつでも実践することができるようになります。
まず、取り組むべきタスクを明確にします。大きなタスクは小さなサブタスクに分割すると管理しやすくなります。
タイマーを25分にセットします。この25分の作業時間を「1ポモドーロ」と呼びます。
タイマーが鳴るまで、選定したタスクに集中して取り組みます。この間、他の作業や中断を避けるように努めます。
25分の作業が終わったら、タイマーを5分にセットして短い休憩を取ります。
この休憩時間に軽いストレッチをするなどしてリフレッシュします。
あとは上記のステップを繰り返すだけです。
4回繰り返した後に15~30分程度の長い休憩を取り、次の作業に向けてリラックスします。
ポモドーロに役立つツール3選
ここではポモドーロテクニックを用いる際に便利なツールを3つ紹介します。
特にパソコンで作業される方に使いやすいツールとなっています。
- YouTube
- Pomodoro Tracker
- Marinara: Pomodoro® Assistant
YouTube
多くの方がYouTubeでポモドーロタイマーの動画を作成しているので、今すぐに利用することができます。
カフェの音や環境音、無音のものなど種類も豊富なのでその日の気分に合わせて選ぶことができます。
脳筋おすすめのYouTubeチャンネルはこれだ
- STUDY BGM MAKER
波の音や雨の音など、自然音が流れるポモドーロタイマーをたくさん作成されているYouTubeチャンネルです。
- study timer
リラックス効果が期待できる528Hzの音と合わせて作業できるポモドーロタイマーを作成されているチャンネルです。
集中するタイミングで出てくる有名人の名言がモチベーションを高めてくれます。
Pomodoro Tracker
ブラウザ上でポモドーロタイマーを利用できるアプリです。
ユーザー登録なしで利用可能なのが非常にありがたい。
タスク管理もアプリ上でできるので便利です。
Marinara: Pomodoro® Assistant
Marinara: Pomodoro® Assistantは、Google Chromeの拡張機能として利用できるポモドーロタイマーです。
拡張機能をインストールする必要がありますが、個人的には使い勝手が良く気に入っています。
作業時間・休憩時間の終わりタイミングでChrome上に以下の画面が表示されます。
タスクを管理するような機能はありませんが、シンプルで利用しやすいです。
ポモドーロテクニックを使う際のコツ
ここではポモドーロテクニックを用いる際のコツを解説します。
- タスクの分割
- 目標設定
- 休憩時間の使い方
タスクの分割
大きなタスクを小さなサブタスクに分割することで、ポモドーロテクニックを効果的に活用することができます。
自分が抱えているタスクをリストアップし、一つ一つを25分以内で完了できるサブタスクに分割してトライしてみましょう。
目標設定
各ポモドーロの開始時に具体的な目標を設定することで、作業効率が上がります。
先ほど分割したサブタスクのうち、次の25分でどれを達成するのかを決めて、取り組んでみましょう。
休憩時間の使い方
5分間の休憩時には短い瞑想や深呼吸を行うことが理想的です。
また、スマホに触るのは休憩のように見えて、脳の疲労につながるので極力触らないように心がけると良いそうです。
疲労を軽減するために、軽いストレッチや運動なども推奨されています。
まあ、いろんなコツは慣れてからで大丈夫だな
ポモドーロテクニックを使う際の注意点
ここではポモドーロテクニックを用いる際の注意点を解説します。
- 柔軟に対応する
- マルチタスクを避ける
柔軟に対応する
ポモドーロテクニックは25分の作業時間と5分の休憩を基本としていますが、すべてのタスクがこの時間枠に収まるわけではありません。
また、予期せぬ中断や長時間を要するタスクが発生することもあります。
時間に縛られすぎることなく、柔軟な姿勢で取り組みましょう。
25分以内にタスクが終わらなかった場合に、強引に作業を中断する必要はありません。
マルチタスクを避ける
1つのタスクに集中することはポモドーロテクニックの目的でもあります。
1つのポモドーロ内で複数のタスクを処理しようとするのではなく、1つのタスクに絞って行うことが推奨されています。
実際にやってみた
ここでは私が実際にポモドーロテクニックを使ってみた感想をお伝えするぞ
私はかなり注意散漫なので、タスクの途中にメールを見たり、他のことをしてしまったりと作業を転々としてしまうことが結構あります。
結局いまなにやってたんだっけ?みたいなこともある
ただ、ポモドーロタイマーを利用することによって25分間で行うべきことが明確になるので、作業にフォーカスしやすくなった感じがありました。
公式では25分の作業を一区切りとしていますが、タスクの内容に応じて柔軟に変更して良いのかなと思っています。
例えば自分は仕事でプログラムを書くことがあるのですが、プログラミングを書くときに25分だと「ちょうど乗ってきたのに」くらいのタイミングで休憩を取ることになってしまいます。
作業の内容に応じて25分、50分、90分などと時間を区切ると良いかと思います。
90分以上集中力を持たせるのは難しいと思うので、それ以上長い単位で区切ることはしていません。